私自身、会社を立ち上げようと思ったルーツは、生まれ育った大阪の地にあると思っています。工場集積地のある東大阪市に隣接した場所で育ち、周りには、若くして独立し成功を収めている知人が多く、「起業」が自然に感じられる環境で育ちました。
私自身は、27歳で「創英」という会社を起業させていただき、家庭教師の派遣業を営んでおりました。その事業を皮切りに、人材派遣事業や10職種以上のフランチャイズ事業に加盟してきました。
その中で学ばせてもらったことは、「人との出会い」がとても大切であるということです。
経営者として事業を運営させていただいた中で、多くの人との出会いがあり、その出会いがきっかけで新しい事業と出会い、今現在に至ります。
多くの事業を行った中で失敗に終わったことも多々ありますが、その失敗の経験を含めて、多くの知識・経験となり、そこで働いていただいた人財が、今の当社の基礎となっています。
現在は、人材派遣事業に加え、児童福祉事業を営んでおります。
福祉業界に参入したきっかけは、母の認知症が発覚したことでした。母のケアをしてくれる事業所を探す中で、自分自身で介護事業所を運営し、介護を必要とする多くの方に対して、少しでも満足いただける形を提供できればと思う様になりました。
開設当初は、私自身も送迎やトイレ掃除を行い、利用者様や職員を身近に感じられる環境に身を置きました。その中で、恵まれた人財との出会いもあり、多くの事業所を展開させていただくことができました。
福祉業界は今後大きく発展する可能性があり、未経験の方を含めて多くの方に福祉事業に従事していただき、今後増え続ける障害をお持ちの児童に対して、正面から向き合ってもらえる環境を多く作りたいと思っていますし、その結果として、利用者様本人やご家族様に対して少しでも安心して過ごしていただける環境を作っていきたいと思っています。
最後になりますが、様々な人との出会いに感謝しつつ、当社の経営理念である、「人とのかかわりを通して社会に貢献する」を具現化する為に、今後も邁進していく所存です。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
「人とのかかわりを通して社会に貢献する」